猫背は日頃の癖が
原因かもしれません
猫背になるとまず最初に気になるのが見た目の悪さですが、それ以外にも肩こりや腰痛といった症状をもたらす可能性があります。
これらの症状は、猫背によって背中のS字カーブが崩れてしまうことが関係しています。
猫背といっても、首猫背や背中猫背のように細かな種類があり、症状も異なります。
隠れ猫背の方もいらっしゃいますので、一度セルフチェックで猫背かどうか確認してみましょう。
また、猫背が癖になると、改善するまでに時間がかかるため、早めに対策することが大切です。
こちらでは、猫背の原因や種類、チェック方法、対処法・予防法について詳しくご紹介します。
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目次
このようなことに
お悩みではありませんか?
猫背は見た目の問題だけではなりません。
背骨が傾くことで次のようなお悩みが生じる可能性があります。
- 猫背のせいでスタイルが悪くみえる
- 姿勢が悪いことをコンプレックスに感じている
- 猫背のせいで肩こりがひどい
- 呼吸が浅くて疲れやすい
- デスクワークをした後に首がこる
- 慢性的な腰痛の悩まされている
猫背は肩こりや腰痛の
原因にもなります
背骨の役割
首から腰まで24個の椎骨という骨が積み重なるような形で構成されています。
首と腰部は、前に胸の部分は後ろに緩やかなカーブを描いており、絶妙なバランスを保っています。
背骨には、主に次の4つの役割があります。
●身体を支える
私たちは重力に逆らうような姿勢で二足歩行しています。
背骨は、垂直方向に重力を分散させ、身体を支えています。
●身体を動かす
背骨は、1本の骨ではなく複数の骨が集まっています。
そのため、前後に動かしたり、左右にひねったりして身体を動かすことができます。
●神経を保護する
背骨の中には、脊柱管と呼ばれる神経の通り道があり、中枢となる脊髄を保護しています。
●内臓を保護する
背骨は肋骨と組み合わさることで肺や胃、心臓といった内臓を保護しています。
猫背によって背骨のカーブが失われると、これらの役割が果たせず、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
猫背の主な原因
●不良姿勢
猫背は普段の悪い姿勢が関係していることが多いです。
特に、デスクワークやスマホ使用時に前かがみの姿勢が続くと、背中の筋肉に悪い癖がつき、猫背が慢性化しやすくなります。
●背中や腰の筋力の低下
背筋を支えるためには、ある程度の筋力が必要となります。
猫背は、背筋が伸ばせない状態なので、背中や腰の筋力が低下していることのサインともいわれています。
●胸筋の拘縮
胸筋は、胸にある筋肉のことで、肩関節の動きに関係しています。
猫背は、運動不足や筋力の低下などで胸の筋肉が凝り固まって縮むことも一因となり得ます。
●骨盤の傾き
意外かもしれませんが、猫背は骨盤の傾きが関係していることもあります。
骨盤は背骨の土台となる骨格なので、骨盤が前に傾くと、背骨も曲がりやすくなって、首こりや猫背が生じることがあります。
猫背の種類
●首猫背
首猫背とは、首が極端に前に突出している姿勢のことです。
「ストレートネック」や「スマホ首」と呼ばれることもあります。
主に、パソコンやスマホ、ゲームの使用によって首が前に傾くことが原因となります。
首猫背になると、頭の重みを背骨全体で支えることが難しくなるため、肩や首に負担が集中し、肩こりや首こりを感じることがあります。
●背中猫背
一般的に「猫背」というと、この背中猫背になります。
背中の真ん中あたりから前に傾いています。
傾いた骨によって肺の空間が狭くなったり、胃が圧迫されたりするので、息切れや胃もたれ、腹痛などを感じることもあります。
また、頭の重みを肩や背中だけで支えることとなるため、肩こりや背中の痛みを伴うこともあります。
●腰猫背
腰が丸まっている猫背です。
本来、腰は前方に反っていますが、背中猫背になるとこの反りが失われてしまいます。
長時間のデスクワークによる座りっぱなしや中腰での作業などが引き金となることが多いです。
また、腰に負担がかかりやすいため、腰痛の原因にもなります。
●反り腰猫背
腰が反っている猫背で、お腹がぽっこりとした印象になります。
骨盤の傾きが関係しているといわれており、腰の筋肉が常に張っているため、腰痛が起こりやすい傾向にあります。
猫背のチェック方法
猫背かどうかは簡単にセルフチェックできます。
壁に背中を向け、後頭部と肩甲骨、おしり、踵(かかと)の4点をつけるようにして立ってみましょう。
このとき、正しい姿勢が実践できている方は、無理なくその姿勢を継続でき、腰のあたりに手のひら1枚分ぐらいのスペースができます。
スペースが無かったり、空きすぎたりしていた場合は、腰猫背や反り腰猫背の可能性があります。
猫背の対処法・予防法
猫背の対処法
●胸筋をストレッチする
猫背になると、胸筋が縮んでしまうことがあります。
ストレッチで胸筋を伸ばし、猫背の解消を目指しましょう。
①まず、肩幅程度に足を開き、背筋を伸ばして立ちます。
②そして、両手を後ろに回し、指を組みます。
③その状態で左右の肩甲骨をできる限り寄せながら、両腕を高く上げて20秒間キープしましょう。
デスクワークが多い方は、1時間に1回を目安として胸筋のストレッチを取り入れましょう。
●背中や腰の筋肉をトレーニングする
猫背の方は、背中や腰の筋肉を鍛えると正しい姿勢をとりやすくなります。
寝転んで行えるトレーニングを2つご紹介します。
・ヒップリスト
①仰向けになり、両手を床につけ、肘を直角に曲げましょう。
②そして、お尻をゆっくりと上げて、頭と骨盤、膝を結んだラインが一直線になるところで少しキープします。
③その後はゆっくりと元に戻していきましょう。
深呼吸しながらおこなうとより効果的です。
・レッグレイズ
①仰向けになり、両手を横につけ、足は伸ばします。
②膝は伸ばしたまま、上半身と下半身が直角になる位置までゆっくりと両足を上げ、元に戻します。
③床にぎりぎりつかないところに戻し、浮かせたままの状態で再度足を上げることがポイントです。
この動作を20回程度繰り返しましょう。
このトレーニングでは、インナーマッスルである腸腰筋を刺激することができます。
●背中のサポーターを活用する
猫背が慢性化している方は、背中のサポーターを活用しましょう。
サポーターの力によって巻き込まれた肩を後ろに引っ張ることで、猫背が改善しやすくなります。
長時間の装着は血行不良を招く可能性があるため、日中だけ装着するようにしましょう。
猫背の予防法
●生活環境を見直す
生活環境の悪さが猫背の原因となることがあります。
座って過ごすことが多い方は、普段使っている椅子を見直してみましょう。
椅子の高さは、足の裏全体が床につくぐらいが理想的です。
また、デスクワークが多い方は、モニターの高さを目線と同じくらいに調節しましょう。
●スマホやパソコンを長時間使わない
スマホやパソコンを使うと、ついつい前のめりの姿勢になり、猫背が生じやすくなります。
また、最初は良い姿勢を保っていても、長時間連続して使用し続けますと姿勢が崩れることがあります。
そのため、1時間に1回は休憩を挟み、姿勢をリセットするようにしましょう。
MEDICALスポーツ接骨院の【猫背】アプローチ方法
著者
Writer
- 大塚 公幸
(オオツカ マサユキ)
- ●所有資格:柔道整復師
●生年月日:1987年1月4日
●出身:東京都
●趣味:トレーニング、ルアーフィッシング、買い物
●MESSAGE
一日でも早く、痛み・悩みが改善できるよう、全力を尽くします。
施術案内
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保険施術
骨盤矯正
パーソナル
トレーニング
ストレッチ
肩甲骨はがし
交通事故施術
当院のご紹介
ABOUT US
MEDICALスポーツ接骨院
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〒242-0021
神奈川県大和市中央1丁目3-20
- 最寄駅
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小田急江ノ島線 大和駅南口 徒歩2分
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なし(院の近くにコインパーキングあり)
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